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ミニ鉄道組活動報告


ミニ鉄道組長 交通システム工学科 3 4070 K. T


1. はじめに

我が日本大学理工学部鉄道研究会(通称NR)では、ミニ鉄道、Nゲージ、プラレールといった活動を中心とした組による活動が行われている。その中で、今回はミニ鉄道組について紹介する。

 ミニ鉄道組とは、5インチゲージのミニ鉄道の制作・運行を行う組である。ミニ鉄道組では、車両とレールのどちらも既製品を購入してそのまま使用するのではなく、部品を購入してそれらを加工することにより完成させた車両とレールを使用して運行することを目標としている。


2. 活動報告

ミニ鉄道組としてのメインの活動は外部への出張運転である。今年度は、日本大学生産工学部津田沼キャンパスにて行われた観桜会への出張運転や東京都大田区の白山神社への出張運転などを行った。



写真1 観桜会への出張運転の様子


出張運転以外の活動として、現在カーブレールの改修を行っている。昨年の学祭にて念願のカーブレールの導入を行ったが、構造上走行中にレールの内側から外側に力が働くことにより軌道幅に狂いが生じてしまった。軌道を修正し直す必要があることから、軌道幅を修正しつつ今後幅が広がらないようにする対策として、強力な接着剤を使用しもう一度レールと枕木を接着し直すこととした。



写真2 レールの修正作業


 他にも、新たに東葉高速2000系をモデルにした車体制作を行っている。今回は車体に加え、客車も東葉高速2000系をモチーフにしたデザインに塗装し直すことにより、乗客により楽しんでもらえるようにすることを目指している。今年度の学祭までに完成させることを目標として現在制作進行中である。


3. おわりに

今年の学祭では軌道の修正を行ったカーブレールを使用しての環状運転を昨年と同様に行う予定である。また、学祭以外でも出張運転を行うこともあるので、機会があればそちらの方も来ていただけると幸いである。


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