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東武スカイツリーライン普通について


交通システム工学科 3 4121番 D.Y


 

1.概要

 東武スカイツリーラインで使用されている普通種別の車両は、10000系列(10000系、10030)20000系列(20000系、20050系、20070)がある。今回はそれらについて述べていく。

 

2.東武10000系列

2-1.東武10000

昭和58年に8000系の後継車両として登場した。車体はステンレス製で20m4ドアとなっている。平成18年からバリアフリー化工事と車内リニューアル工事が開始された。行き先表示が幕表示からフルカラーLEDへの変更やスカートの設置がされている。



写真1 東武10000


2-2.東武10030

 昭和63年に10000系がマイナーチェンジして登場した。20m4ドアとなっている。東武線として初めてシングルアームパンタグラフが設置された。東武10030系は平成4年度から10050番台に飛んでいる。10050番台からは車椅子スペースが設置された。平成22年からバリアフリー化工事と車内リニューアル工事が開始された。今では東武ア―バンパークラインでも使用されている。



写真2 東武10030


3.東武20000系列

3-1.東武20000

 昭和63年に2000系に代わる東京メトロ日比谷線直通用として登場した。車体はステンレス製。8両固定編成、18m3ドアの車両である。2009年頃に幕がローマ字入りのものに変更された。



写真3 東武20000


3-2.東武20050

平成4年に20000型をマイナーチェンジして登場した。朝ラッシュの混雑に対応させるために、20000系と違い前後2両が5ドアとなっている。その他にも冷房機容量のアップ、車椅子スペースの設置、自動放送装置やドア開閉予告の機能が搭載された。



写真4 東武20050


3-3.東武20070

平成8年に登場した。設備は20050型とほとんど変わらない。18m3扉に戻った。その他、出入り口上部にLED式の車内情報案内表示器を取り付けるなどの改良が加えられた。



写真5 東武20070


4.オマケ

東武鉄道は、2016年度から2019年度にかけて、日比谷線直通車両として新型の70000系を導入する。車両は20m車両、4ドア、7両編成となる。車内の車両機器や主要設備は同時期に導入される東京メトロ日比谷線の新型車両13000系と統一される。


5.参考文献

tobu.co.jp 20169

http://www.tobu.co.jp/file/pdf/28fe2fe2d3d3319964e015a302e39a32/150617-1.pdf#search='%E6%9D%B1%E6%AD%A6+70000'

・車両紹介|企業情報|東武鉄道ポータルサイト 20169

http://www.tobu.co.jp/corporation/rail/vehicles/

・東武鉄道車両図鑑|Kasukabe総合車両センター 20169

http://www.krfj.net/kasukabe/tbzukan.html


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